トップ » ピッタリな「見え方」
ここでは少し、近視、乱視に絞ったお話しをしていきたいと思います。
「余り強く度数を合わせすぎても、目が疲れる恐れがあるので、1.0くらいにあわせておきますね」
こういう会話は、眼鏡屋さんのなかで、よく交わされている会話です。
このホームページをご覧頂いているお客様の中にも、「そうそう」と思っていただいた方はいらっしゃるのでは?

実は、本当に1.0でいいのでしょうか??ってことです。
これは、お客様お一人おひとりの目の力と、生活環境によって実は大きく違ってきます。
どういうことか??
目の力??

そうです。目には調節力と呼ばれる本来いろいろなピントを合わせるための目の力があります。 これは年齢によっても随分違いますし、同世代の方でも、眼の使い方などによって、その力は個人差があります。 この「力」と、お客様の「生活環境」が、メガネをお作りする際の設定度数に大きく関わってきます。

例えば、同じ近視の方でも、社会人の方と小学生の方とでは、力も生活環境も随分違います。
社会人の方であればお仕事は・・・
事務作業中心のお仕事?
ドライバー?
現場作業が多い方?
サービス業のような方?
あるいは、医師?
などなど、おなじ世代であっても業種が異なります。
しかも、業種は同じでも、部署によって見る視線や視点の位置は違うはずです。
例えば、長距離を運転なさるドライバーの方や、電車の運転士、パイロットの方ですと、視線、視点の位置はほぼ遠方。 それも、5m以上は見えないとお仕事になりません。 ましてや、止まったものだけを視るのではなく、動いている物体など、それらを視認し、瞬時に判断し、反応することを求められると思います。 それには出来るだけ遠くの距離から、確認を得るだけの視力が必要になると考えます。

そして、何も運転するのは「昼間」とは限られていないと思います。
多くのドライバーの方は、昼夜問わず走り回られているのではないでしょうか。

となると、当然夜も運転します。夜の視力は昼間の視力に比べ、周りが暗くなるのと、目も疲れてくることから、約0.2~0.3下がるといわれています。
1.0でいいでしょうか?ということですね。
もちろん、これにはもっと深い理論があるのですが、これはその方の目の特性・性質によって合わせる度数も違ってくるということです。
1.5見えても、それがその方の目の力と、生活にマッチしていれば疲れにくく、見えやすいメガネになると思います。逆に、PC作業や、お手元の細かいお仕事が頻繁な方の場合、1.5では疲れてしまう可能性があります。
目は、遠くを見るのと、近くを見るのとでは
どちらのほうが目の「力」を使っていると思いますか?
実は、「近く」なんです。
むか~しに、子供の頃、親や、祖父母から、「勉強したら5分くらい山みろ~」と言われた経験はございませんか?
アレって実は正解で、近くを見続けて極度に緊張した目の筋肉を、遠くを見ることによって緩和する効果があるんです。
昔の人は偉いなぁ~って感心しますね。

人間の目は近くを見るときほど力を使う。ということなんです。
それから考えると、お手元の作業が多い方は、そんなに視力が上がるメガネは、この作業中には必要がないってことになりますね。
遠くが見えるようにあわせればあわせるだけ、今度は近くのものを見ようとするときにピントを合わせるため、必要以上の力を使って見ようとします。これでは長時間作業したとき、目は非常に疲れてしまう原因になりますね。
ですので、お客様に合った最適なメガネをお作りさせていただくためにも、
問診時はご協力をお願いいたします。
また、学生さんの場合、遠くはだいたいが黒板を見やすく。 という要望になるのでないかと思います。 これも、小学生と中学生、また高校生、専門、大学と、教室の大きさや、先生が黒板に書く字の大きさなどによっても、一概に「学生」と区切れないと考えております。 小学校と大学では、随分教室の大きさも違います。また、塾の教室も大小あるかもしれません。

子供さんの場合、車を運転する機会というのは大学生を除きほぼありません。 車の普通免許証が0.7で設定されていることからも、0.7あれば一応、自転車の運転もそれなりに問題なく出来ると考えられます。 しかし、夜は先ほども申しましたように、視力が下がります。 教室の大小、先生によっては字が大きい小さい、また、教室のどの位置に席があるのか?
なども考慮しながら、お合わせ致します。
それと、子供様の場合、一番気をつけていただきたいのが、姿勢です。
ルックワンでも、受付表を、お子様ご自身に受付表の記入をお願いすることがあります。 この時姿勢が前傾になり、書面にお顔をかなり引っ付けて記入されるお子様が多いのです。 これは普段の”クセ”ですね。近すぎると、それだけ「目の力を使って物を見続けている」ということになります。
実は、これが視力低下を及ぼしている原因のひとつです。
新しいメガネを購入されても、そのメガネを掛けて、非常に引っ付いて視ては、直ぐに度数が合わなくなります。
先にも述べましたように、お子様の場合、調節力が強いこともあり、通常、大人の方では、メガネを掛けて近づけて物を見たときに感じる、違和感や疲れを余り感じません。
子供はいくらでも近づけて見えてしまうのですが、実はこれが落とし穴。

ルックワンでは、お子様に受付記入をお願いしたり、何気に物をごらんになられてらっしゃる距離なども接客時に観察し、視力±0.1のこだわりでお合わせしております。

いかがですか?
この、調節する力って、非常に大きなキーポイントですね。
しかも、ピントを合わせるための目の力(調節力)は子供が一番高いといわれ、年齢と共に徐々に下がってきます。 その低下していく過程で、近くが見えづらくなる目を老視といい、年を取ると誰しもが老視になる確率が高いとされています。